プラセンタについて色々調べてみました

プラセンタの歴史

プラセンタは、古来より治療や美容に用いられ、その歴史は紀元前まで遡ります。 古代ギリシャでは紀元前460年頃から紀元前375年頃に生きたとされる、大変優れた医師として有名なヒポクラテスがその効果に着目し治療に用いていたといわれています。 古代エジプトでは紀元前69年から紀元前30年まで生きたとされる女王クレオパトラが美容で用いていたといわれています。

中国では、紀元前259年から紀元前210年まで生きたとされる秦の始皇帝が不老不死の薬として用いていたといわれています。618年から907年まで続いた唐の時代では本草拾遺という漢方の書物に人胞、胞衣という名で出ています。1368年から1644年まで続いた明の時代では1596年に出版された本草綱目という薬学の書物に紫河車という名で出ています。 また韓国でも1613年に出版された東医宝鑑という医書に紫河車が載っています。

日本では1603年から1867年まで続いた江戸時代に、現在の石川県である加賀の三大秘薬の一つに数えられる、混元丹の原料に紫河車が使われていました。なお紫河車は現在も漢方として販売されています。 そして近代に入り、プラセンタは医学の世界で注目されるようになります。 1933年、旧ソ連のオデッサ医科大学教授フィラートフ博士は組織療法を発表しました。これは患所の皮膚内部に冷蔵保存したプラセンタ等を埋め込む方法です。この療法は治癒のスピードが早まる、体の機能が活発になる効果があります。

この療法が日本に伝わると、この療法に関心を持った医師達によってプラセンタエキス配合の注射薬メルスモンが誕生しました。 一方国立京都大学産婦人科教授の三林隆吉博士は、国の要請でプラセンタを使った医薬品ビタエックスを開発しました。 また久留米大学組織病理学教授の稗田憲太郎博士は、冷蔵したプラセンタからエキスを取り出してそれを利用する冷蔵胎盤漿液療法を開発した事で、それを応用してできた注射薬のラエンネックが誕生しました。 現在はプラセンタから成分を取り出す技術がさらに発展し、人以外の動物のプラセンタからも成分が取り出せるようになったため、注射薬の他にサプリメント、化粧品、ドリンク、シャンプー等にもプラセンタを配合できるようになりました。